知って得する 省エネ走行


最近は環境問題の影響もあり、自動車からの排出される

排気ガスについても、騒がれていますが、最近の傾向として

自動車メ−カ−各社も電気自動車などの研究も盛んになり

現在ではガソリンと電気を併用して走行可能な、ハイブリットカ−や

電気だけで走行可能な電気自動車が発売されるようになりましたが、

まだバッテリ−の能力や寿命等の問題もあり、今後の技術革新より、

ハイブリットや電気自動車の性能も良くなっていく事でしょう。

さて、みなさんのお使いのお車の燃費はどの位でしょうか?

燃費とは ガソリン1リッタ−あたり、どの位走行出来るという事ですが

普通乗用車クラスで 6キロ〜9キロぐらいが一般的です

軽自動車クラスで 12キロ〜20キロぐらいでしょうか

燃費は、運転の仕方で全然変わってきてしまいますので

上手な省エネ運転方を、ご紹介します。

ユ−サ−様が、簡単にできる事

タイヤの空気圧の点検

タイヤの空気圧が適正値でないと、燃費がかなり悪化してしまいます。
原因は、タイヤのころがり抵抗が増大してしまうからです。
約0.5Kg/cmの減少で、約15%のロスとなってしまいます。
また空気圧が、減少する事により高速道路などで走行すると
タイヤが、異常加熱し最悪の場合バ−ストする可能性があります。
普通乗用車で1.8〜2.0kg/pぐらいの空気圧が一般的な空気圧
です、高速運転などされる場合は2.2kg/pぐらいにして走行すると
いいでしょう。車のタイヤの空気圧は運転席ドアの内側にステッカ−
などで貼られているか、車の取り扱い説明書に書いてあります。
多少空気圧を多目に入れてもトラブルにはなりませんが、やはり
限度というのがあります。
入れすぎるとタイヤの中央部だけが磨耗していきます。
また、水溜りなどを走行した場合、ハイドロプレ-ニング現象が
起こりやすくなり ブレ-キやハンドリングなどが効かなくなります。
又、タイヤの空気圧を上げる事により、タイヤが固くなり
路面からの衝撃を受けやすく乗り心地が悪化します。
走行に悪影響を与えないで、燃費の向上を図る空気圧は
規定値より10%アップ程度がベストでしょう
規定値が、1.8kg/pだとすれば2.0kg/pにします。
これだけで5〜10%の燃費向上が期待出来ます。
空気圧を高めるとは、タイヤの転がり抵抗を減らすという事です
タイヤメ-カ-各社から発売されている、省エネタイヤ(エコタイヤ)は
転がり抵抗を、最小限に止めるように設計されており、タイヤの転がり抵抗の
極力減少させてます。 従ってタイヤをエコタイヤにするだけでも、
燃費向上に期待がもてます。
 タイヤの空気圧の調整はお近くのスタンドか、
当社にて調整を行っておりますので、ご利用頂ければと思います。。
トランク内の余分な荷物を降ろす
 

トランクル−ムがたくさん押し入れ状態にされていませんか?
小物も沢山見込めば重たくなりますので、普段は、緊急工具や洗車用具
ぐらいにしておきましょう、車両重量が増加すめとそれだけアクセルを、
踏み込む事になりますので燃費が悪化します。
運転方法を見直す

適切なギヤで走行しましょう

最近はオ−トマッチック車が増えてきましたので、
常に適切なギャチェンジがされますが、なるべく高いギヤへ
早くシフトアップされるように、踏み込んだままのアクセルを戻す
操作をすると、速度に応じて早めにシフトアップしますので、エンジン
回転があまり上がりません。
常に助手席に赤ちゃんが乗っているような感じで、
やさしく運転されると燃費が向上します。
なるべくエンジンブレ−キを併用し、ブレ−キはあまり
踏まないようにする、運転をするといいでしょう。。。
エンジンブレ−キを使用すると、エンジン回転が上昇し、
燃費が悪くなりそうですが
最近の車にはインジェクションシステムで、燃料の量を
コンピュ−タ−で計算し適切な燃料をエンジンに供給している方式を
採用しています
アクセルを踏んでいない状態でエンジン回転が上がっている状態
(エンジンブレ−キ)は燃料を大幅にカットしますので、
燃費が向上します。
特に長い下り坂ではもっとも効果的な運転方法ですし、ブレ−キの
異常加熱も防げます。

高速道路などは車種にもよりますが、一般的に乗用車の場合は、
エンジン回転が2300rpm付近を維持するように走行すると、
一番エンジンの効率がいい状態で、走行できます 
速度では約80〜90キロぐらいでしょうか。


アイドリングストップ 

最近話題になっていますが
アイドリングというのは、信号待ちとかで、待機しているときに
エンジンが低回転で動いている状態の事をいいますが、
このアイドリングをさせないように、エンンジンを切ってしまう
行為を言います。
最近都内のバスなどが採用していますが、
燃費の向上が10%近くあるそうです。
一般的な自動車では、その効果はどうでしょうか?
約20秒以上の、アイドリングストップなら効果はあるデ−タ−が
ありますが、車種により異なると思います。
長い信号待ちの時にどは、(約20秒以上)アイドリングストップは
効果がありますが、週末しか乗らないサンデ−カ−や、
バッテリ−が、弱いお車を お乗りのお客様には、
あまりお薦め出来ません。バッテリ−上がりの原因になります。
最近では、このアイドリングの燃料消費については
自動車メ−カ−各社注目しており、燃費向上には
無視できない所まできています。
三菱自動車のGDIエンジンなどは、ギリギリの燃料でようやっと
エンジンが掛かっているような燃料まで、ギリギリに薄めて
燃費の向上を図っています。


夜間信号待ちの時などは、ライトを消す

電気負荷が発電機に掛かっていますので、
エンジン回転が(アイドリング)下がり、充電不足を招くので
アイドリングを適正に保つために、アイドルアップをしてしまう装置
がエンジンに搭載されています、その結果燃料がアイドリング時に
多く消費される事があります (車種によって異なります)



 新車のカタログに定地燃費や10.15モ−ド燃費とかありますが

 この事について 説明いたします。

 

定置走行燃費とは

 
 車を時速60キロで一定に走行させ、1リッタ-でどの位走行させる事が出来るのかを
 表した数値です。 この走行条件ですと最適な走行状態として走行しますので、
 この車の最良の燃料消費量となりますが、実際にはこの数値の半分ぐらいが
 実際の走行燃費となります。

 

10.15モ−ドとは

 
実際の町での走行に似せた走行パタ−ンで計測し、10の走行パタ−ンを想定した
 テスト走行を三回行い、その後15の走行パタ−ンを1回加えたテストの結果による
 燃費計測です 測定はテストロ−ラ−上で計測されます。




車両の不具合でも、燃費が悪化する事があります。

 


 エア−フィルタ−も詰まり
 エンジン調整の狂い
 燃料噴射システムのトラブル
 点火系統のトラブル
 ブレ−キ−の引きずり
 その他


適切な燃費を維持(安全)するためにも、年に一度の定期点検又は安心点検整備を、お受けください





 


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