法改正により、車の保守管理が変わりました。


法改正により、車両の管理は自己管理責任という事で、

日常点検が、ユ−ザ−に義務付けられています。

以前の、運行前点検が、日常点検に変更になりました。


その目的は。。。。

自家用乗用車については、車の技術進歩及び使用形態の多様化に対応し

一日一回運行前点検を、必ず実施することとなっていた運行前点検の規定を

緩和する事になり、法改正となった現在は、使用者自らが

自動車の
走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期

点検を行えば、よい事になりました


日常点検の結果を踏まえて、必要に応じ整備工場で整備を行う事となりました。

点検は必ずしも一日一回運行前に実施するとは言えない事や、また必要に応じ

整備を行うことから、点検の呼び名も日常点検に変更になりました。

一方、事業用のトラック、バス等については、その使用形態、要整備率、不具合が

発生した場合の影響の度合いを考慮し、従来どうり一日一回の

運行前点検を義務付けされています。

自分の体の事は自分が良く知っているというのと同じで

自分の車の事はいつも使用されている方が、よく知っているのと同じ解釈です

具合が悪い場合、薬を飲んだり又、症状によっては

病院に行きますよね、車もそれと同じ考え方です。

ユ−ザ−よって管理された、日々の日常点検で車を点検して頂き

不具合が認められた場合には修理し、また高度な修理や部品交換などが

必要な場合には、国の認可を受けた整備工場で整備して下さいという

意味です、車の健康管理もユ−ザ−の責任という事で 
今回の法改正で明確になりました、

このため整備不良で人身事故などが発生した場合、車の使用者としての

責任も負うこととなりますので、日々の車の健康管理にも気を使わなければなりません。




日頃 お車を使用するなかで、お車の状態を常に把握し、

長距離走行や高速走行をする時、あるいは洗車・給油時などに

下記の点検項目を、点検する事を 
日 常 点 検 と 言います。

 

ドライバーが走行距離や運転の状態から自ら判断してクルマの状態を探る

   ことです。エンジンルームの点検をしたり、クルマの廻りを回って見たり、

運転席に座って、車両に異常が無いかチェックします。


日常点検の点検内容

点検の流れ

運転席での点検

エンジンル−ムの点検

車の周りからの点検




運転席での点検

ブレ−キ ペタル




運転席に座り
ブレ−キペタルの踏みしろが適当である事
走行させてブレ−キの効きが十分である事
異音などがしない事を確認します。

路面を低速で走行させながら点検します。
普通にブレ−キを踏んだ時に、十分な制動力が
得られればOKです
 フワフワ感や、ブレ−キの異音がある場合は
ブレ−キの点検が必要です。




パ−キング ブレ−キの点検




パ−キングブレ−キレバ−の引きしろが

基準値内である事

引きしろの点検は、パ−キングブレ−キ
レバ−をいっぱいに引いたときに
引きしろが多すぎたり、少なすぎたりして
いないか確かめます。
引きしろが多すぎる場合は、ブレ−キの
調整が必要です。 引きしろについては
車種によって、基準値がまちまちですので
愛車手帳などで、お確かめ下さい。




エンジンル−ムの点検






なかなか見てもエンジンル−ムは、ゴチャゴチャしてて解らないと思いますが

日常点検で、必要と思われる所のご紹介です。

車種によっても、部品の装着されている位置や部品の形状も異なるのですが

基本的には同じです。

日常点検方法で、ご不明な点などがありましたら ご遠慮なく、ご相談下さい。 (^_^)




ウィンド−ウオッシャ−液の点検







ウィンドウォッシャ−液の液量の点検


 タンクを外から見て液量を確認し、不足していましたら
 車専用のウォッシャ−液をタンクに注ぎます。

 ウィンド−ウォッシャ-液はあらかじめペッドボトルなどに薄めておいた
 ものを注ぎ足ししますが、目分量でウォッシャー液の原液を入れ
 次に、ウォッシャー液の原液を入れ水を後から足しても問題はありません

 実際にウォッシャー液を噴射させてみてノズルが詰まっていないか
 又は液の噴射角度などの点検をします。




ブレ−キフル−ドの点検







 ブレ−キフル−ドの液量の点検


 リザーバータンクで液面を確認します。液面が規定より下がっていても、
 安易な補充は禁物です。

 ブレーキ液のリザーバータンクは、エンジンルーム内の運転席側にあります。
 液面がMAX(上限)とMIN(下限)の線の間にあれば大丈夫です。
 液面に問題がないようであればリザーバータンク付近の配管類から
 漏れがないかも確認します。
 ブレーキのパッドが磨耗するとブレーキ液の液面は下がります。
 ブレーキ液は、安易に補充をせず、整備工場での点検が必要です
 又、マニュアルなどの車の場合で油圧式のクラッチの場合も
 油圧クラッチの液量もクラッチリザーバータンクで確認して下さい。




バッテリ−の点検




バッテリ−の状態


 バッテリ−は6つの槽に分かれています。すべての槽の液面を
 確認して下さい 液が少なければ、補充液(蒸留水)を注入して下さい。

 バッテリータ−ミナルの緩みは無いか?






バッテリ−によって違うのですが、通常は写真のようにバッテリ−に

バッテリ−液の規定の量を示すラインがバッテリ−に書かれております。

通常は、このラインの間にバッテリ−液が入っていれば問題はありません。

バッテリ−液の入れ過ぎや不足は、バッテリ−上がりのトラブルの

原因となりますのでご注意下さい。

市販の物で、バッテリ−強化液というのがありますが、

強化液を注入してしまうと一時的には、バッテリ−の電圧が回復しますが

バッテリ−の寿命が短くなりますので、ご使用はやめて下さい。

又、メンテナンスフリ−のバッテリ−に、つきましてはバッテリ−液の減りが

普通のバッテリ−と比べると少ないというだけの事ですのでバッテリ−液の

点検はしないといけませんが。メンテナンスフリ−のバッテリ−の場合は、

バッテリ−の外観が透明ではなくバッテリ−液の確認が出来ない場合があります 

その場合は バッテリ−の液注入口のキャップを取り外して、

バッテリ−液の量を状態を確認します。

又、メンテナンスフリーのバッテリーの場合、インジケーターサインというのが

あるタイプもあり、このタイプの場合はインジケーターサインの色で

バッテリーの液量や比重など点検出来る機能を持ったバッテリーもあります。

一般的に、バッテリ−の状態を点検するには、バッテリ−テスタ−や

比重計などが必要です、整備場やスタンドなどて測定機器がございますので、

バッテリ−に元気がない場合は、専門テスタ−でのバッテリ−診断にて

チェックが必要です。

バッテリ−の寿命は約3年です、3年を経過したバッテリ−は交換時期です。

バッテリ−も、色々と種類があります 性能や価格もまちまちです

安いからといって購入し、不具合が発生する場合も多々ありますので注意が

必要です。

バッテリ−タ−ミナルの点検方法は、手で左右に端子を動かして頂き

グラグラと動くようであれば、端子を締付けてあげて下さい

締めすぎは端子を、破損する事がありますのでご注意ください。

ご不明な点がございましたら、ご相談下さい (^_^)




冷却装置の点検 




冷却装置の点検は、ラジエ−タ−廻りの冷却水の漏れが無いかを

点検をします、異常が見られませんでしたら、

リザ−バ−タンクの、冷却水の水位を点検して下さい。

リザ−バ−タンクはラジェ−タ−キュップの、横からホ−スで

タンクまで接続されていますので、タンクの場所を見付けるのも容易だと思いますが、

場所が不明な場合は、愛車手帳などでお確かめ下さい。

リザ−バ−タンク内の冷却水の水位は、エンジンが冷えている時は、ロア−レベル 

温まっている時には、アッパ−レベル付近に、冷却水の水位があればOKです。

冷却水の補充は、リザ−バ−タンクから行います。

極度の冷却水の減りは、冷却水漏れの可能性があり不具合個所の点検整備が必要です。


注意  ラジェ−タ−が熱い時にラジェ−タ−のキャップを開けるのは危険です




エンジン オイルの量の確認と質の確認




エンジンオイルの量と汚れ具合の点検をします

ウエスをご用意下さい



オイルレベルゲ−ジを抜いて頂いて、オイルのレベルを確認します。

注意 抜いたレベルゲ−ジは元通りに根元まで入れて下さい。


エンジンオイルの交換の時期は、半年に一度 又は5000キロ走行されましたら

お取替えの時期です、お車に合ったオイルをご使用下さい。

オイル交換は当社にお任せください 最上級オイルを激安にてご提供中です。




車の周り外観からの灯火類の点検

前廻りの点検




 エンジンキーをONにして、 ヘッドライト、ナンバーランプ、フォグランプ

 方向指示器のランプは点灯するか?

 各種灯火類のレンズなどが割れていないかの、点検をして下さい。

 もし点灯しない所がありましたら、電球のお取替えが必要です。

 当社でも燈火ランプの販売又は、修理を承っておりますので ご相談下さい。

 

タイヤの点検





タイヤに亀裂や損傷などが無いか
十分に点検します。

タイヤのトレッド(溝)部分やサイドウォ−ル
部分に亀裂や損傷が無いか点検します。
タイヤに異常な偏磨耗が無いか点検します。
タイヤのサイドウォ−ル部分やトレッド部分に
異常な磨耗が無いか確認します


サイドウォ−ル部         トレッド部 
タイヤの空気圧が、適正である事
まずは、目視でタイヤを見て、接地部の
たわみを確かめて下さい。

いつもよりタイヤが、潰れていましたら
空気圧不足が考えられますので、タイヤの
空気圧を確認します。

タイヤの空気圧は、運転席のドアにシ−ルにて
書いてあります 
又は、愛車手帳にて ご確認下さい。


タイヤの空気圧とタイヤサイズが書かれております。



クリップボルトの締付け具合の確認





車載のタイヤレンチなどで、クリップボルトの締め付け具合を確認します

手で時計廻りにレンチを廻して、閉まっていればOKです。


注意 足でレンチを蹴って閉める方がいますが、
オ−バ−トルクで、ボルトが折損しますので、
絶対にそのような行為はしないようにして下さい。


リヤ廻りの点検



ストップランプは点灯するか?

方向指示器は点灯しているか?

バックアップランプは点灯しているか?
















何か日常点検で、ご不明な点などがございましたら、

お気軽にお問合せ下さい。

当社ではお客様に代わり、日常点検を無償で

サ−ビスご提供させて頂いておりますので、是非ご利用くださいませ

 (予約制となっております) 

ご予約はこちらの、ご予約ボタンにて、
日常点検のペ−ジへお進み下さい
又 当社では、日常点検に必要な工具類、洗車用品などの用品も

販売しておりますので 合わせて、ご利用下さいませ。 (^_^)